IECQ制度は、電子部品の貿易の円滑化を目的としたIEC傘下の世界的な認証制度であり、 1982年より運用されていました。2003年からは、欧州の電子部品認証制度であるCECCと 統合し、新たにIECQ-CECC制度となりました。IECQとCECCシステム統合により、世界で 唯一の電子部品品質認システムとして運用されています。
現在の加盟国は19カ国であり、その中で実際に認証活動を行っている機関は12カ国の12機関 (中国(CEPREI)、フランス(LCIE)、ドイツ(VDE)、インド(STQC)、イタリア(IMQ)、日本(RCJ)、 韓国(KTL)、ロシア(GOSSTANDART)、スイス(SEV)、イギリス(BSI PS)、アメリカ(UL CQ&R)、 オーストリア(OVE)))です。
組織の認定では、製造業者、専門契約業者、販売業者、独立試験所、アビオニクス製造業者があり、 ここで、それぞれの組織の特徴は以下の通りです。
1. 製造業者: 電子部品製造に全責任を持つ製造業者、
2. 専門契約業者: 電子部品の一部の工程を分担する契約業者
3. 販売業者: IECQ-CECC認証電子部品の販売を行う販売業者
4. 独立試験所: 電子部品の品質認証のための試験を行う試験所
5. アビオニクス製造業者: 航空機用電子機器(アビオニクス)製造業者で電子部品を扱う。
認定の基準となる規格は、製造業者、専門契約業者及び販売業者はISO 9001:2000 独立試験所はISO/IEC 17025:2005 アビオニクス製造業者は、ISO 9001:2000+IECの電子部品マネジメント規格(現在:IEC/TS 62239) |